タクシー広告とデジタルサイネージ
(写真引用/JapanTaxy)
タクシー広告といえば、車体へのカーラッピング、リアウインドウへのステッカー、車内ポップやチラシなどが記憶にあるとおもいますが、最近はなんといってもデジタルサイネージを使用した広告が多くなっています。
今までは複数の広告を案内するのにペタペタと貼ることで見苦しいこともありましたが、これは液晶モニターを1台セットするだけなのでお洒落な広告媒体としてもおすすめです。
例えば下記のようなデータを持つタクシー会社が簡単なデジタルサイネージを使用した広告システムを導入するとします。
例:
・1日の乗客が20人(1台あたり後部座席)
・所有するタクシーが100台
・広告日数が30日
・1ヶ月の広告料金が1枠2万円(1台あたり200円/月)
・広告枠が20社
この場合配信顧客数は6万人/月
※平均乗車時間が十数分なので確実に1回以上広告が表示され
ます。
総広告収益:40万/月
タクシー会社の収益は以下になります。
・広告主獲得営業、運営管理全て:100%で40万
・広告主獲得営業、運営管理を委託:50%で20万
タクシーに特化したデジタルサイネージの広告システムは、広告以外に乗車料金やニュースなどを表示させたりタッチパネルでコンテンツを閲覧できるものや電子決済画面が表示されるもあります。さらに広告は顔認証システムで乗客に適した広告のみがサーバーからダウンロードされて放映されるというベストマッチシステムが採用されています。
このようなものはディスプレイ本体とは別にシステムだけで数百万円~数千万円以上掛かります。
しかし特別なシステムを使わずミニマムの構成で広告だけを配信する程度だと機器本体込みで1.5万/台程度で可能です。
(※シガー電源から配線処理が必要になる場合はは別途)
ミニマム構成の場合100台導入にはそれぞれの機器設定費を入れても200万程度で気軽に導入できます。上記の例だと10ヶ月で全額回収
もちろん広告枠を増やしたり、広告料金をあげることで収益は大きくなります。
いかがでしょうか!
50台以上を所有するタクシー会社であればちょっとした収益になります。
ちなみに関東圏のタクシー用デジタルサイネージ広告は4000台のタクシーで1週間100万円という広告もあります。1台あたり1週間250円ですね。
20枠あるとすれば1ヶ月で8000万という広告収益が発生します。
タクシーのデジタルサイネージ広告は、一般的な屋外のビジョン広告にくらべサーキュレーション(広告接触数)が非常に高いのが特徴です。
1日に1万人が行き交う交差点でもその場で広告ビジョンのA社の広告を目にする人数は200人程度1ヶ月で6,000人程度です。
それとくらべれば100台のタクシーで1ヶ月6万人に広告できると考えたら広告の費用対効果もかなり高くなります。
新規店舗の告知、新製品・新サービスの紹介、新規会員獲得など比較的高単価なサービスや商品向けの広告手法になります。北九州ビジョンは新しい形の地域密着型タウンビジョンです。
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(犬とくらす株式会社メディア事業部)