マルチ画面構成で気を付けるポイント!

先月福岡市内のテナント様にてLCD(液晶デジタルサイネージ)の
マルチ組みを設置しました。

今回は、それぞれモニターを縦に向けて横に3列並べるといった構成でした。

実は、この縦設置を横に並べるマルチ構成って非常に面倒なんです。
今回お客様からご要望があった機器の説明書には楽々マルチ設定みたいな内容が掛かれているのですがよくよく見ると(※縦設置の場合を除く)と、注意書きで小さく記載がありました。

多くのメーカーが発売しているマルチ画面構成ができるLCDでも、ほとんどが縦設置には対応していません。

一般的には、ディスプレイコントローラーという、それぞれの画面の向きを変更できる機器を使います。これが結構な金額になります。

今回は、このディスプレイコントローラーを使用していません。
メーカーと何度もやり取りをしながら裏技というか力技でなんとか設定できました。
もちろん全ての機種で力技が使用できるわけではありません。

またマルチ組に対応したLCDで価格に反映されるのがベゼル(縁のフレームの幅)です。
安価なものは、ベゼルが広くモニターのつなぎ目が目立ちます。
つなぎ目部分が映像を覆う設定にしている場合は、肝心な部分が覆われて見えなくなる場合があります。

これがマルチ専用の極小ベゼルだと、1mm幅程度のものもあり、つなぎ目が目立ちません。ただし価格が一気に高くなります。また設置時やモニターを取り出す時に角を当てるだけで画面が破損することもあり取扱いに慎重になる必要があります。

ある程度の大きさ以上になれば、LCDよりもLEDビジョンで構成した方が価格を抑えれるかもしれません。

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